クラウド継業プラットフォーム「relay(リレイ)」を運営する株式会社ライトライト(本社:宮崎県宮崎市 / 代表取締役:齋藤隆太 / 以下、ライトライト)は、本日2020年10月28日(水)より、宮崎県の北西部にある美郷町(みさとちょう)と連携し、美郷町の老舗のお菓子店「村の果菓子屋(むらのかかしや)」の後継者の公募を開始します。後継者候補は地域おこし協力隊として美郷町が雇用し、継業までのサポートを致します。
1、今回の連携について
株式会社ライトライトが運営する「クラウド継業プラットフォーム relay(リレイ)」と宮崎県美郷町が連携し、美郷町にある老舗お菓子店「村の果菓子屋(むらのかかしや)」の後継者を募集します。
なお、今回は現場の製造責任者を、美郷町の地域おこし協力隊として採用します。移住者の受け入れから事業の引き継ぎまで全面的にサポートすることで、現地の後継者問題を解決し、事業承継を起点とした、UIターンを促進します。
2、宮崎県美郷町と村の果菓子屋について
美郷町は、宮崎県北西部にあり、四方を山々に囲まれた約92%が山林の自然豊かな町です。3本の河川(耳川、五十鈴川、小丸川)が趣の異なる渓流の姿を見せ、山からの澄んだ水を運び肥沃な土地を形成しています。この肥沃な土地と中山間地特有の昼夜の気温差が、特産となっている金柑、梨、栗の生育に最適な風土を育んでいます。relayとして2自治体目の連携となる今回は、美郷町の担当者が現地での各種コミュニケーションを、relayが取材や記事作成、後継者候補の集約などを行います。
村の果菓子屋は、地元産の金柑、梨、栗を原料に使い、「丁寧に心を込めて」をモットーに、グループ員5名、パート3名で農業と加工活動を両立させながら、菓子作りに励んでいるお店です。中でも栗きんとんは都市部の大手百貨店の催事などでも好評のお菓子で、県内外から多くの注文を受ける一品です。
3、代表取締役 齋藤 隆太よりコメント
町内産の原料を使い、加工し、県外に向けて販売している村の果菓子屋さん。
「栗きんとんの製造をやめてしまうと、町内産の栗の生産者が困ってしまう」とおっしゃいました。
あと継ぎが見つからず、事業を畳んでしまえば、他の地域事業も縮小してしまう。
後継者不在の問題は、小さい町にとって地域課題であり、大きく顕在化していることを実感しました。
「クラウド継業プラットフォーム relay(リレイ)」では、地域の小さな事業者の後継者問題を自治体と連携して積極的にサポートし、地域社会の抱える深刻な後継者不足への新しい解決策を提示していきます。