クラウド継業プラットフォーム「relay(リレイ)」を運営する株式会社ライトライト(本社:宮崎県宮崎市 / 代表取締役:齋藤隆太 / 以下、ライトライト)は、愛知県事業承継・引継ぎ支援センター(運営:名古屋商工会議所 / センター長:安部 浩二)と連携し、愛知県内の事業承継支援を行う取組みを開始します。それに先駆け、本日共同で「ローカル承継マップ」を立ち上げました。
1、今回の連携について
今回、株式会社ライトライトと愛知県事業承継・引継ぎ支援センター(運営:名古屋商工会議所)は協業して、愛知県内の事業承継支援に取り組みます。また、本日「ローカル承継マップ」のプレページを公開しました。
ローカル承継マップとは?
「ローカル承継マップ」は、「クラウド継業プラットフォーム relay(リレイ)」と愛知県事業承継・引継ぎ支援センターが連携し、愛知県内の事業承継を検討されている地域の事業者の方へのヒアリングや取材記事化、後継者候補探しはもちろんのこと、事業の引き継ぎから継業後の成長支援まで全面的にサポートする取り組みです。
本日より、「ローカル承継マップ」上からも、事業承継を希望されている地域事業者からの問い合わせの受付を開始します。なお、「ローカル承継マップ」を通じて後継者募集する際に売り手さまの利用料は完全無料です。2者で連携し、2021年度末までに30件の公募案件の掲載、10件の成約を目指します。
※商工会議所、商工会との連携に関するお問い合わせはこちら:https://relay.town/inquiry
2、株式会社ライトライトおよび愛知県事業承継・引継ぎ支援センターよりコメント
株式会社ライトライト 代表取締役 齋藤隆太
今回、愛知県事業承継・引継ぎ支援センターさまと連携開始できて、大変うれしく思います。運営元の名古屋商工会議所さまは、1881年設立、今年で創立140年という歴史ある会議所であるにも関わらず、「事業承継をオープンに。」と、これまでの業界のルールとは異なる新しい取り組みがご一緒できる、その開拓者精神に大変感銘を受けております。
全国の商工会議所では、現地の事業者の状態をきめ細やかに把握し、事業支援をされています。後継者問題は、商工会議所での重要な取り組みの一つであり、喫緊の課題となりつつあります。特に小規模事業者には新しいソリューションが求められていることを強く感じています。今回の連携をきっかけに、愛知県内での望まない廃業が一つでも減らせるよう、尽力してまいります。
愛知県事業承継・引継ぎ支援センター センター長 安部 浩二
経営者の高齢化や、後継者不在の状況は深刻です。さらに、新型コロナウイルス感染症の影響により、2020年度の休廃業等の件数は過去最多となるなど、中小企業の事業承継は喫緊の課題です。こうした中、本年4月1日より、親族内承継や第三者承継(M&A)などの幅広いご相談にワンストップで対応する専門の公的機関として「愛知県事業承継・引継ぎ支援センター」は活動を開始いたしました。愛知県内全域を活動エリアとして、後継者不在でお悩みの中小企業の事業承継・引継ぎをきめ細やかにサポートしております。
今回の「ローカル承継マップ」は、愛知県内限定で事業規模の小さな中小企業の案件に特化したポータルサイトでありますので、その活用により1件でも多くの事業承継の実現に取り組んでいきたいと思います。また、現在、当センターでは豊橋市や新城市などの地方自治体とも連携して活動していることから、事業承継を契機に当県への移住が図られ地域活性化や過疎化対策にも繋げられれば幸いです。
3、愛知県事業承継・引継ぎ支援センターについて
2020年6月の産業競争力強化法の改正に伴い、これまで第三者承継支援を行っていた「事業引継ぎ支援センター」に、親族内承継支援を行っていた「事業承継ネットワーク」の機能を統合し、事業承継・引継ぎのワンストップ支援を行う「事業承継・引継ぎ支援センター」へ発展的に改組しました。
2021年4月1日以降、愛知県においても「愛知県事業承継・引継ぎ支援センター」として活動を開始しますので、後継者不在でお悩みの中小企業、事業承継・引継ぎに取り組む中小企業の皆様は ぜひ積極的にご活用ください。
※公式webサイト:https://shoukei-aichi.nagoya-cci.jp/