事業承継マッチングプラットフォーム「relay」(リレイ)を運営する株式会社ライトライト(宮崎県宮崎市 / 代表取締役:齋藤隆太)は、このたび東かがわ市・東かがわ市商工会・百十四銀行・高松信用金庫・香川銀行との6者で連携協定を締結したことをお知らせいたします。

 

連携の概要と背景

香川県の一番東に位置する東かがわ市は、ものづくりの町として歴史があり、特にファッション・防寒・スポーツ用などの国産手袋のシェア90%以上を占めます。ほかにも、世界初のハマチ養殖の事業化に成功した地域であり、世界シェア約40%を占める湿布生薬生産、伝統製法を守る和三盆糖や老舗企業による醤油製造など、産業資源に恵まれてきた地域です。

一方、近年では、廉価商品の流入や経営者の高齢化など、地域産業をとりまく環境は大きく変化しています。また、香川県の社長の平均年齢は62.65歳(※)で、2019年に過去最高となりました。年齢別の企業業績をみると、社長の高齢化と業績低迷には相関もみられます。

2019年12月31日時点 東京商工リサーチ2019年12月31日時点 東京商工リサーチ

経営者の高齢化は休廃業を加速する要因となり、事業承継には時間も要するため、猶予のない企業も多いと見込んでいます。

このたびの連携協定では、東かがわ市の第三者事業承継の推進に向けて、東かがわ市・東かがわ市商工会・百十四銀行・高松信用金庫・香川銀行およびrelayの6者が、共に取り組んでまいります。連携の第一弾として、東かがわ市に特化した後継者募集案件を掲載した「relay the local 東かがわ市」を開設しました。今後、東かがわ市、東かがわ市商工会・百十四銀行・高松信用金庫・香川銀行に相談が寄せられる後継者不在事業者の情報をrelayに提供いただき、「relay the local 東かがわ市」への掲載を行います。

 

「relay the local 東かがわ市」を開設

https://relay.town/local/kagawa/higashikagawa

このたびの協定に際し、事業承継マッチングプラットフォーム「relay」内に、東かがわ市に特化した後継者募集案件を掲載した「relay the local 東かがわ市」を開設しました。東かがわ市で後継者を募集している事業のストーリーや後継ぎ候補への想いをオープンネームで公開し、全国から熱意のある後継ぎ候補を募集します。

relay単独では、これまで東かがわ市の宅配弁当店「ユーマート ウジハラ」の成約実績があります。承継したのは神奈川県からの移住者で、移住先となる東かがわ市での仕事を探していた際に、relayによる「ユーマート ウジハラ」の後継者募集案件を知り、成約に至りました。このような、relay独自のオープンネーム型による第三者事業承継に関するノウハウとナレッジを活用し、東かがわ市の第三者事業承継の推進に向けて、共に取り組んでまいります。これにより、“ものづくりの町 東かがわ市”の地域の強みを再構築し、地域資源を活用した産業と雇用の創出を目指し、地域の活性化に貢献してまいります。

 

▼成約事例インタビュー

互いに一歩を踏み出したからこそ繋がったご縁。従業員も引き継ぎ、スムーズな承継を実現

https://relay.town/magazine/succes_ujihara/

 

事業承継マッチングプラットフォーム relay(リレイ)

https://relay.town/

relayは、事業を譲り渡したい経営者と事業を譲り受けたい後継者候補をWeb上でマッチングさせるサービスです。従来、社名や企業情報が伏せられてきた事業承継のマッチングをオープンネームに行い、どんな想いで企業や店舗を運営してきたか、オーナーの横顔を含めた想いを記事化し、後継者候補を広く公募します。これまでのマッチングでは、「買い物に訪れていた小さなパン屋のファン」や「カフェを経営したい夢を持つ夫婦」が後継者となる第三者事業承継を実現。買い手が売り手の事業と想いを深く理解できる、商談率・成約率No.1※の事業承継マッチングプラットフォームです。経済産業省による「J-Startup KYUSHU」選定企業。経済産業省の地域・企業共生型ビジネス導入・創業促進事業にも採択されています。

 

※デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社「国内ビジネスマッチングプラットフォーム市場の現状と展望【2022年版】」(mic-r.co.jp)

Light Right Inc.
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