事業概要
　中小企業の後継者問題が喫緊の課題となる中、伝統産業や地場産業、地元の名店等の廃業により、流域の地域ブランド力の低下が懸念されています。一方、「自分の代で廃業しても構わない」と考える経営者も多いことから、昨年実施された本事業では、「続けてほしい」という地域住民からの要望を公募いたしました。

このたびrelayが採択された本事業では、事業承継に関する意向調査や、relayが実施する事業承継支援施策に関する情報提供を行い、高梁川流域の10自治体と連携し、事業承継マッチングによる成約を目指してまいります。

URL：https://relay.town/local/okayama/kurashiki/takahashigawa-project

対象エリア

岡山県の中西部にある全国屈指の観光地・倉敷市をはじめとする7市3町：
倉敷市・新見市・高梁市・総社市・早島町・矢掛町・井原市・浅口市・里庄町・笠岡市

実施内容（予定）
（１） 令和4年度に実施した「絶対に残したい！あの味・あの技・あのお店」で地域住民から得票のあった残したいお店・会社を対象に事業承継の意向調査アンケートの実施
（２）オープンネームによる高梁川流域内事業者の後継者募集 （relay内に特設サイトを開設）
（３）事業者向け無料相談会の実施
（４）事業承継セミナー、ワークショップの開催

開催概要

【セミナー】
事業承継経験者が語る！事業や文化、伝統、家族の想いをどう承継する？事業承継のリアル
12月2日（土）13:00〜14:30
定員：会場50名・オンライン100名 ※先着順
場所：倉敷市民会館

【ワークショップ】
事業承継の第一歩！企業・ブランドの成長・強みの言語化ワークショップ
12月2日（土）15:30〜17:30
12月3日（日）10:00〜12:00／14:00〜16:00
定員：各回10名 ※先着順
場所：倉敷市民会館

株式会社ライトライト 代表取締役 齋藤隆太よりコメント

倉敷市を訪問したとき、白壁の美観地区の美しさに見惚れました。また、このような稀有な町並みを有する町で事業を営めることが他県在住者として本当に羨ましいと感じたことを覚えています。今回高梁川流域事業に採択頂き、チャレンジの機会をもらえたことは大変うれしく思います。「自分の代で廃業しても構わない」というお気持ちから「未来の世代につなぐことが自分にとっても地域にとっても幸せ」という価値観に必ずアップデートさせていきます。どうぞご期待ください！

事業承継マッチングプラットフォーム relay（リレイ）について   https://relay.town/

事業を譲り渡したい経営者と事業を譲り受けたい後継者候補をWeb上でマッチングさせるサービスです。従来、社名や企業情報が伏せられてきた事業承継のマッチングをオープンネームで行い、どんな想いで企業や店舗を運営してきたか、オーナーの横顔を含めた想いを記事化し、後継者候補を広く公募します。これまでのマッチングでは、「買い物に訪れていた小さなパン屋のファン」や「カフェを経営したい夢を持つ夫婦」が後継者となる第三者事業承継を実現。買い手が売り手の事業と想いを深く理解できる、商談率・成約率No.1※の事業承継マッチングプラットフォームです。経済産業省による「J-Startup KYUSHU」選定企業。令和4年度から2年連続で、経済産業省の地域・企業共生型ビジネス導入・創業促進事業にも採択されています。

※デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社「国内ビジネスマッチングプラットフォーム市場の現状と展望【2022年版】」（mic-r.co.jp）