提携の概要と背景
見渡す限り山に囲まれた「大子町」は、アウトドアアクティビティが盛んで、美味しい特産品(りんご、お米、お茶、奥久慈しゃも 等)にあふれています。また、日本三名瀑の一つである国名勝「袋田の滝」や奥久慈温泉郷等の豊富な観光資源と豊かな自然環境があることから、観光業と農林業が盛んな町です。
大子町は今後も活力ある町として持続的に発展していくため、「雇用の場の創出」「安心して子どもを生み育てることができる環境づくり」「高齢者が健康で生きがいを持って社会参加できる環境づくり」の取り組みを掲げ、町の活力の原動力となる若者の定住や転入を図る施策を推進しています。
これに対して大子町とrelayは、移住・定住を伴う第三者事業承継の推進に向けて、大子町と共に取り組んでまいります。連携の第一弾として、大子町に特化した後継者募集案件を掲載した「relay the local 大子町」を開設しました。今後、大子町に相談が寄せられる後継者不在事業者の情報をrelayに提供いただき、「relay the local 大子町」への掲載を行います。
「relay the local 大子町」について https://relay.town/local/ibaraki/daigo
このたび開設した特設ページでは、スピーディーなマッチングと高い成約率を目指し、従来社名や企業情報が伏せられてきた事業承継のマッチングをオープンネームで行います。また、経営者が事業に込めてきた想いをストーリー化し、これに応じる熱意ある後継ぎ候補を広く公募します。
この取り組みでは、観光や地域おこしイベント等を通じて新しいひとの流れを呼び込むとともに、事業承継に関する相談の受付やマッチングの機会の創出により、事業の引継ぎから住まいの相談まで、事業者や後継候補者、起業希望者の皆さんに寄り添った継続的な支援を行っていきます。
事業承継マッチングプラットフォーム relay(リレイ)について https://relay.town/
事業を譲り渡したい経営者と事業を譲り受けたい後継者候補をWeb上でマッチングさせるサービスです。従来、社名や企業情報が伏せられてきた事業承継のマッチングをオープンネームで行い、どんな想いで企業や店舗を運営してきたか、オーナーの横顔を含めた想いを記事化し、後継者候補を広く公募します。これまでのマッチングでは、「買い物に訪れていた小さなパン屋のファン」や「カフェを経営したい夢を持つ夫婦」が後継者となる第三者事業承継を実現。買い手が売り手の事業と想いを深く理解できる、商談率・成約率No.1※の事業承継マッチングプラットフォームです。経済産業省による「J-Startup KYUSHU」選定企業。令和4年度から2年連続で、経済産業省の地域・企業共生型ビジネス導入・創業促進事業にも採択されています。
※デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社「国内ビジネスマッチングプラットフォーム市場の現状と展望【2022年版】」(mic-r.co.jp)