提携の概要と背景
広島県安芸高田市は、2004年に広島県の旧高田郡6町が合併して誕生した市です。中国地方の中央部に位置し、山々に囲まれており市域面積の8割は森林が占めています。瀬戸内海と日本海にそれぞれ繋がる支流が流れており、緑と水が調和した落ち着きのある景観を形成しています。
安芸高田市では中国自動車やJR芸備線、鉄道などにより交通網が発達していることを生かした、多品目高品質な農業体制づくりなどが盛んです。一方で、人口減少による就業人口の確保は今後の課題と考えられます。
このたびの連携協定では、安芸高田市の第三者事業承継の推進に向けて、安芸高田市商工会と共に取り組んでまいります。今後は安芸高田市商工会に相談が寄せられる後継者不在事業者の情報をrelayに提供いただき、事業承継プラットフォーム「relay 」に掲載し、後継者の募集を図ってまいります(https://relay.town/)。
この取り組みでは、relayと安芸高田市商工会が連携し、地域の経営資源を活かすとともに、事業の円滑な引継ぎまで、事業者の皆さんに寄り添った継続的な伴走支援を行っていきます。
事業承継マッチングプラットフォーム relay(リレイ)について https://relay.town/
事業を譲り渡したい経営者と事業を譲り受けたい後継者候補をWeb上でマッチングさせるサービスです。従来、社名や企業情報が伏せられてきた事業承継のマッチングをオープンネームで行い、どんな想いで企業や店舗を運営してきたか、オーナーの横顔を含めた想いを記事化し、後継者候補を広く公募します。これまでのマッチングでは、「買い物に訪れていた小さなパン屋のファン」や「カフェを経営したい夢を持つ夫婦」が後継者となる第三者事業承継を実現。買い手が売り手の事業と想いを深く理解できる、商談率・成約率No.1※の事業承継マッチングプラットフォームです。経済産業省による「J-Startup KYUSHU」選定企業。令和4年度から2年連続で、経済産業省の地域・企業共生型ビジネス導入・創業促進事業にも採択されています。
※デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社「国内ビジネスマッチングプラットフォーム市場の現状と展望【2022年版】」(mic-r.co.jp)