事業承継マッチングプラットフォーム「relay(リレイ)」を運営する株式会社ライトライト(宮崎県宮崎市 / 代表取締役:齋藤 隆太 / 以下、ライトライト)は、このたびミュージックセキュリティーズ株式会社(東京都千代田区 / 代表取締役:中園 浩輝)と提携したことをお知らせいたします。
ミュージックセキュリティーズ株式会社は「『共感に基づく金融』を通じて、夢に挑戦できる世界を作る」をミッションにおき、アーティストの創作活動や大学の研究開発、被災地の復興支援や、社会的課題の解決を目指す事業の応援など、社会にインパクトを与える事業への資金調達を行うインパクト投資プラットフォーム「セキュリテ」を運営しています。
このたびの提携では、事業承継マッチングプラットフォーム「relay(リレイ)」で事業承継後、事業を引き継ぎ新たなチャレンジをする経営者をミュージックセキュリティーズ株式会社へ紹介し「セキュリテ」へ掲載することで、第二創業時の資金調達をサポートしてまいります。
オープンネーム事業承継のパイオニアとして日本全国各地で第三者承継マッチングを生み出してきたrelayと、「金融のプロフェッショナル」として夢に挑戦できる世界を作るミュージックセキュリティーズ株式会社が提携することで、事業承継後のさらなる支援を強化し、チャレンジが生まれ、地域経済の循環や地域の持続可能性・魅力が向上する未来を目指します。
提携第1号案件のご紹介
提携第1号案件として、事業承継マッチングプラットフォーム「relay(リレイ)」にて事業承継が成立した「ミカエル堂(運営:株式会社egumiculture)」のファンド募集を開始いたしました。本案件では、「セキュリテ」を通じた事業承継後の取り組みに関するPR及び資金調達を目的としています。
「ミカエル堂」の事業承継について
1926年創業の「有限会社ミカエル堂」は、宮崎県発祥の菓子パン「じゃりパン」を発案したことでも知られる老舗のパン製造販売店です。学校給食でも取り扱われていたことから、多くの宮崎市民に親しまれているミカエル堂でしたが、設備の老朽化や材料費高騰等様々な理由が重なり、2023年3月に惜しまれつつパンの製造を中止、店舗は閉店することとなりました。
宮崎市民の思い出がつまった「ミカエル堂」と「じゃりパン」を後世に残してほしい、と三代目店主の都成(となり)五男さんが2023年3月から事業承継マッチングプラットフォーム「relay(リレイ)」にて後継者募集を開始すると、SNS上では閉店を惜しむ声やミカエル堂の今後について注目が集まっていました。
応募者は40名を超え、多くのメディアからもミカエル堂の後継者について注目が集まる中、ミカエル堂の屋号とレシピを引き継ぐこととなったのは、宮崎県出身、自身も学生時代にミカエル堂のジャリパンを食べて育った、株式会社egumiculture(東京都渋谷区) 代表取締役の大津伸詠さんです。
ミカエル堂の屋号とレシピを受け継いだ大津さんは、ミカエル堂の新店舗を宮崎市中央卸売市場・市場商店街(通称:カンカン通り商店街)に2024年11月14日(木)にオープンいたしました。